【キッチンリフォーム】コンロを取り付けないという選択/便利家電が変える台所/「ホットクック」が時間とスペースを捻出する

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キッチンリフォームに際し「コンロを取り付けない」という選択をした。

「コンロは不要・換気扇は簡易的なもので十分」と言うとどこのキッチンショルームでも怪訝な顔をされた。2世帯住宅で2ケ所キッチンを作る場合は2つめのキッチンにコンロを設置しないことはあったが、メインキッチンにコンロを取り付けないというパターンは今までなかったと各ショールームのコーディネーターが言っていた。

 換気扇は自動洗浄機能つき、油をしっかりキャッチ、お手入れ簡単というキャッチフレーズで様々なものが販売されているが「一番安くて簡易的なものでいいです」と言うと「そこはお金をかけても良いものを設置したほうがいいですよ」とプロに勧められた。

 しらたき家ではシャープの自動調理鍋「ホットクック」と出会ってから、コンロの使用頻度は月数回になり、コンロと鍋がほぼ不要なライフスタイルになった。たまにローストビーフの焼き付けにフライパンを使用する時はカセットコンロか卓上IH調理器で十分。コンロをほぼ使用しないので換気扇が汚れにくいため洗える最新機能つきレンジフードは不要。また使用しなくなった鍋を処分し収納部分がガラっと空きスペースとなった。

 コンロを設置しないという選択をしたことで、リフォームの際にシステムキッチン内に引きし出式の食器棚を取り付けることが可能になり、なんと食器戸棚が不要になり高さ190×幅85×奥行50㎝の物体がキッチンから消えるという画期的なことが起こった。

 この写真を見る限りこの中に食器が収まるのか心配になるが、食器棚部分は高さ80㎝×幅60㎝×奥行き60㎝で意外と収納力がある。

 対面型キッチンやアイランド型に長年憧れてきたが、そこはあきらめてL字型キッチンにすべてを収納することで、キッチン内の一角に私のデスクと撮影用のミニスタジオが設置可能になった。

「魚焼き用のグリルがなくて焼き魚はどうするの?」と聞かれることがあるが、フライパンやオーブンで焼いてもよし、フィッシュロースターを使えばいいのだ。

 残念ながらホットクックは煮込み料理がとっても得意だが揚げ物はできないため、しらたき家では揚げ物を辞めた。ホットクックを使いはじめて体重が数㎏減少したのは揚げ物をやらなくなったことが一因かもしれない。どうしても揚げ物をやりたければ「電気フライヤー」を使用すればいいのだ。

 ホットクックを導入したことで多くの時間を捻出できた。それは炊飯器のようにスイッチを押したら何もしなくてもできあがるから風呂にはいったり、外出してもよいのだ。それを炊飯以外の調理で実現したのがホットクックなどの電気調理鍋。万能ではないけれど時間とスペースを生み出す革命的なアイテムであることは間違いない。

 もし友人が炊飯器の存在を知らず、慌ただしく日々過ごし鍋や釜でご飯を炊いていたら「炊飯器って便利なものがあるよ」って伝えたくなる。

 もし友人が全自動洗濯機の存在を知らず、慌ただしく日々過ごし洗濯板で洗濯していたら「全自動洗濯機って便利なものがあるよ」って伝えたくなる。

 電気調理鍋とは友人にこっそり教えたくなる時間とスペースを生み出す便利家電。

注意)しらたき家ではコンロを設置しないという選択をしましたがおすすめはしません。コンロと鍋は20~30年の耐久性があるでしょうけど、電気調理鍋は電気製品ですから寿命は長くて5年程度、買い替えの頻度が高くなることが予測されます。 

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