日本百名山12座目「瑞牆山」へ行ってきたよ。
瑞牆山山頂からの眺望が素晴らしい(≧▽≦)
登山後は清里で美食薪美のディナー&グランピング
漢字がむずい「みずがきやま」と読むよ。
登山は駐車場問題が切実~
しらたきについて
アラフィフ愛知のオカン。
目指すは日本百名山制覇!現在12/100 まだまだ先は長いよ。
登山後は各地のおいしいもの食べるのが最大の喜び。
素敵な山だけでなく、美食やホテルもご紹介します。
これから百名山を目指される方の旅程のご参考になれば幸いです。
駐車場不足は切実だよ
5月初旬、土曜日の朝8時、100台ある登山口駐車場は満車。
あふれた車は路肩へ駐車していく。
お金と時間をかけて現地へ行っても駐車場がないと登山ができない。
駐車場を確保するために早起きして出掛けたり前泊、公共交通機関の利用などの工夫が必要になる。
百名山の瑞牆山と金峰山の両方に行ける登山口のため駐車場が早く埋まりやすいのかも。
瑞牆山(みずがきやま)について
奥秩父の西にある、花崗岩で形成された、森林からニョキニョキと岩が生えているような独特の姿の山。
百名山「金峰山」と登山口が同じ。
・瑞牆山(みずがきやま)
・標高 2,230m
・歩行距離 約6.5㎞
・累積標高差 のぼり909m/くだり908m
・登山口までアクセス 中央高速道路 須玉ICから約25㎞
・駐車場 100台 無料
・トイレ 登山口にあり1回100円
私のコースタイム
コースタイム6時間14分(休憩1時間37分含む)
8:06 登山開始
9:01 富士見平小屋到着
10:51 瑞牆山到着
13:21 富士見平小屋再び
14:21 登山口
瑞牆山の様子
杖をしまい手袋をはめて岩をウントコショ、ドッコイショとよじ登っていく。
一見大変そうにみえるかもしれないがそうでもない。
階段2段程度の段差を脚力だけでのぼるよりも、手を使うことで力が分散され意外と楽だったりする。
はしごやクサリを使うのは少し怖いけど、無かったらこの岩を自力であがれないからね。
こんなに整備されていてありがたい。このはしごの設置にどれだけの時間とお金が投入されていることかと想像すると
登らせていただいているという感謝の念が湧き出る。
岩舞台と言われる山頂からはパノラマ大展望。
眼下をのぞくとガケになっていて、お尻の穴がヒュッとする感じw
山頂は狭いながらも調理する登山者がいた。
景色が良すぎてゆっくり撮影する方が多く、なかなか順番が回ってこない。
仕方なくモザイク入れるということで知らない人をいれて撮影してしまった。
こっからは帰路だよ~
来た道を戻ります。
岩の間を座った状態でヨチヨチくぐる場所がある、こんなところ行きに通過したかな?記憶にないw
横の階段をみるといかに桃太郎岩が大きいかわかるかも、巨大な岩がまっぷたつにパッカーンと割れている。
その巨大な岩を支えるように無数の木の棒が立てかけてある。
気持ちはわからんでもないがたぶんなんの意味も効果もないw
行きはのぼるのに必死で気づかなかったが、山頂から1時間ぐらい下った場所は苔が美しく近くを流れる沢があり、水を豊富に含んだ山だった。
帰路でもここは立ち止まるナイススポット。
私達あの山へ行ってきたんだよな~ジーーン(感動)
こんな素敵な山に登れる日がくるとは想像していなかった。
いい山だった~(感動)
まだ登山は終わってないのに感動しすぎて気を抜いたためか帰路を間違えた。
気付いたら見覚えのない登山道を歩いていた。
明らかに行きに通らなかった山の道標も出現。
ヤマップの地図を見たら予定していた下山道を大きく外れていた。
無事に登山口へ到着。
おつかれ山でした。
ホテルオーベルジュ清里
瑞牆山登山口駐車場からマイカーで約40分の場所にある「ホテルオーベルジュ清里」
ホテル10室、ヴィラ2棟、グランピング1棟からお部屋を選べる。
あえて1日1組限定のグランピングを選択した。
ディナーはフレンチ、薪火料理から選べるようだ。
グランピング宿泊者用に施設内にシャワーはあるがフロは無い。
マイカーで数分の場所に大浴場があり、チェックインの際にお風呂チケットをいただける。
登山の汗を流すとことができ、温泉施設でゆっくりとあたたまり疲れを癒せる。
外観など
メルヘンチックな感じがまさに清里~って感じ♪
夜は真っ暗中に浮かび上がるテントが幻想的じゃん(≧▽≦)
広大な敷地にもかかわらずていねいに手入れされていて、たくさんのお花が咲いている。
スモークやはちみつも自家製で作ってしまうのもすごい!
鴨肉とチーズのオーナーシェフ自慢の燻製を買ってきたが撮影する前に食べてしもーた。
グランピング施設(Wi-Fi完備)
テント内は冷暖房完備、エアーベッドには電気毛布が敷かれている。
気温が下がる夜もあたたかく心地よく過ごすことができた。
パジャマ、アメニティ、タオル、冷蔵庫など揃っていて何不自由せず、気軽に手軽になんちゃってキャンプが楽しめちゃう♪
気温が約14℃、屋外はフリースを着る程度に結構寒い。
側にある屋外の水場ではお湯が出るため歯磨きも辛くない。
少し離れた場所になるがとてもきれいなトイレとシャワーがある。
ウエルカムドリンク
どれも美味しいパウンドケーキ、柑橘系フルーツ、ハーブティ。
屋外のデッキチェアに座っていただいたよ。
食べる場所が違うだけで、味が変わる気がするのなんで??
夕食
ディナーは薪火料理をチョイスした。
オフィアという特別なオランダ製の釜にて、シェフが微妙な火加減を利用し調理してくれるフレンチのコース。
薪火で調理した香ばしい料理がこんなに美味しいとは、キャンプ料理で焦げたキャベツとは全く違うから(笑)
このオフィアという釜は1つ40万円する特注品だそうなw
アルコールはとにかく充実している。
でもね世の中には飲めるけど健康のためにあえてアルコールを口にしない人もいるのよ。
そんな私には雰囲気がアルコールのドリンクw
アミューズは春巻きの皮、マッシュポテト、ゴルゴンゾーラチーズ、自家製のはちみつ。
自家製のフォカッチャは薪で匂いをつけてスモークしてあり、アミューズのはちみつをつけていただいた。
この香ばしいパンの匂いにやれれた~ノックアウトだよ。
パンがほんとにおいしくて、おいしくて撮影する前に一口食べてしもーた(かじった跡あり)
鴨、フォワグラ、ピスタチオのパテ。山つつじは酸味があり食べることができる。カレーマリネのカリフラワー。
横のオフィア(釜)から火が立ち上がりメインディッシュらしき肉があぶられている。
かなり長時間にわたり火を通していた。
ちょうど50~60℃の温度になるおき火に肉を置き低温調理し、最後に表面を高温で焼き付けるとのことだった。
これを横目でチラチラ見てあれはなんだなんだ?いつ出てくるんだ?って気になりつつ前菜からいただいていくの。
目の前でずいぶんおあずけの後のメインデイッシュよ、そりゃおいしいでしょ~(≧▽≦)
黄色いプレートは初カツオのワラ焼き、ケッカソースがけ(トマト、ケイパー、きんかん)、キャビアとディルのあしらい。
新玉ねぎの冷製スープには、いのしし肉のスモーク、オーナーの岐阜の親戚が作っている新玉ねぎ、ほんのりナッツの香りがするらしいにわとこのオイル。にわとこと言えば、ハリーポッターのにわとこの杖ですが、こんな身近な植物だったとは知りませんでした。
撮影するの忘れましたが、清里の湧き水で育ったマス、ホウレンソウのソースとクレソン、のらぼうの菜の花添え、カラスミのパウダーがけのプレートもありました。
グラスフェットビーフはその名の通り、草を食べて育った牛さん。添え物は行者にんにくの醤油漬け、ナスのペースト、白いのが山わさび、ズッキーニと新玉ねぎとわらび。
東京ドームと同じ広さの畑を所有していて、シェフみずから野菜をそだて収穫し調理しているそうだ。
グラスフェットビーフの添えものの行者にんにくは若いシェフが近日仕込みをしたそうで、30㎏ほどを収穫し醤油につけたとのことだ。
こちらがお待ちかねメインディッシュは鹿肉ロース
ジビエ独特の臭みがなく、信じられないぐらい柔らかく、ソースも味わい深いものだった。
敷地内で鹿を解体しすぐに調理することで臭みがない柔らかいお肉がいただけるのだそうだ。
また、その際に出た骨や筋を使ってソースを作るため、味わいのあるものに仕上がるのだとか。
なるほど。
おまちかね~デザートだよ~♪
ジャンコマンジャーレだったかな、イタリア語だそうな。
ココナッツのパンナコッタにライム風味のメレンゲ菓子と柑橘系フルーツ。
コーヒーカップはイギリスのデンバーというアンティーク、アラベスク模様。
終わりよければすべてよし。いやいや、全部よかった。
他ではいただけないような独特なお料理、まさに美食を堪能いたしました。
もう登山のことすっかりわすれているよね、思い出はおいしいディナーにすっかり書き換えられました(笑)
ディナーの後は自家製のアルコールをいただきながら、焚火でマシュマロを焼いて食べた。
アルコールを飲まない私にはちょっと悲しいサービス。
かなり気温が低くなってきて、ひざ掛けをお借りし、火のそばで暖をとりながら歓談して食後をしめくくった。
夜9時まで火は灯されているので、食後はまったりとゆれる火をずっと見ていた。
なんで炎をみていると心が癒されるのだろう。
人間が何万年も見続けてきたものだから?
朝食
オムレツおいしい~、添えのウインナ~もおいしい~
牛乳とトマトジュースたっぷり飲んじゃったもんね~
自家製のパンとジャム(ブルーベリー、青トマトとあとなんだっけ?)
青トマトのジャムって初めてたべたよ。
その他施設
プライベードヴィラ
プライベート感が高い一棟貸しのヴィラ。
リビングデッキ、大きな天窓、ハンモック、専用の焚火スペースに薪ストーブ。
なんといってもWi-Fiあるの優勝。
最大5名まで宿泊できるので家族で利用するのによさそうだが、なんとベッドがキングサイズなんよ。
1つのベットで家族のうち誰と誰が寝ればいいのねん?ってならん??
すべてが完璧なヴィラだけど、ベッドだけがアレだった。。。。
えほんミュージアム清里など
ポニー乗馬、動物にエサあげなどが楽しめる。
アルチザン パレドオール
カカオ豆から焙煎して作るショコラ専門店。
農園レストランUMAGOYA
高原野菜、自家製ジャムなどの販売
バーベキューレストラン
コート・ドゥ・ヴェールマップ
ここらへん一帯にある施設のマップだよ。
いろいろありすぎて、1日では全部まわりきれない。
また行く楽しみができた。次は子どもたちを連れてきたいな。
テニスコートのあった場所が今回の薪火料理のレストランがあった場所。
おわりに
今回も無事に日本百名山12座目クリアすることできた。
登頂が進むにつれ当然ながら初級者向けの山が少なくなってきて、中級にもトライしていかなくてはいけない頃合い。
マイカー登山をする上で駐車場問題は切実だ。
せっかく時間とお金を使って現地に向かったのに駐車場がなくては登山ができないのだから。
今回も限られた駐車場を確保するために早朝3時起きで出掛けた。
ゴルフや登山へ3時起きで出掛ける人はキチガイだと思っていた時期があったが、今は自分が普通にやっているのだから自らキチガイって言ってるようなものよね、自分に特大ブーメランが返ってきたーーーー(≧▽≦)
私の就寝時間は2時のため登山はほぼ寝不足のままで出掛けることになる。
寝不足での登山ほどしんどいものはないので、早朝の運転は夫にまかせ私は車中で寝ていく。
平日なら駐車場問題はほぼ解決できるため、もう夫には会社を辞めるか転職の選択も検討してもらわねば(笑)
登山後に宿泊した清里のホテルが最高によくて、登山の感動がかすんだ(笑)
前日に急遽予約し、たまたまご縁のあったホテルだが、予想以上のクオリティで最高の滞在となった。
登山には必ず美味しいものをプラスする我々のスタイルは、時として苦しい登山であっても全部忘れちゃう。
だからこそ次もがんばれるんだよね~。
一座一座コツコツと積み上げ目標はいつか百名山制覇!
苦しみの数だけ美味しいものがついてくる、ご褒美つき登山がやめられないねぇ♪
先日読んだ本「DIE WITH ZERO」人生で一番大切なのは、思い出をつくることだそうな。
収益性の無い一見ムダとも思える私のブログだが、人生で一番大切な大仕事しているってことよね。
自画自賛www
今日も最後までお読みくださいまして本当にありがとうございます。
それでは素敵な人生をお過ごしください(^.^)/~~~またね
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