こんにちわ しらたきです(#^^#)
石川県にある百名山「白山の御前峰」へ、室堂の雷鳥荘へ1泊で行ってまいりました。かなり整備の行き届いた山でした。
しらたきについて
アラフィフ愛知のオカン
夫婦で登山をはじめ約4年
体力、お金、時間と相談しながら目指すは日本百名山制覇
お天気が不安定で直前まで迷っていたが、思いがけずよい天候に恵まれた。
山頂へ到達するまでに3ヶ所も水洗トイレがあり、登山道は上から下までしっかり整備されていて危険なところがなく、はしごやロープもなく登りやすい山。
山頂手前にある室堂はとてもきれいで快適な山小屋、長時間の登山を支えてくれる心強い拠点。
前泊は登山口にある永井旅館が水曜日定休でお休み。
マイカーで1時間の位置にある「一里塚高原ホテルろあん」に宿泊した、このホテルのごはんが思いがけず美味しすぎた。
室堂で泊まろう
体力のある方なら日帰りでいけるであろう白山、我々は体力が無いので当然ながら宿泊前提で計画。
我々の宿泊した「白山雷鳥荘」は個室タイプの宿泊施設。シャワーあり、マッサージ機ありと山の中とは思えない充実した設備、人気の施設でなかなか予約がとれない。
白山について
・白山(はくさん)
・所在地 石川県
・標高 2,702m
・歩行距離 14.7㎞
・累積標高差 のぼり1,605m/くだり1,602m
・登山口 別当出合
・駐車場 200台(ハイシーズンはマイカー規制あり)
・トイレ 駐車場にあり
わたしのコースタイム
活動時間11時間59分(1泊2日)
1日目(活動時間8時間6分)
6:56 登山開始
7:07 別当出合登山口
9:59 其之助避難小屋
11:40 黒ボコ岩
12:48 白山室堂 (チェックイン)
14:20 白山(御前峰)
15:02 白山室堂
2日目(活動時間3時間53分)
7:32 白山室堂スタート
9:02 其之助避難小屋
11:07 別当出合登山口
11:20 下山終了
白山の写真
室堂のレストランは12時で閉まるためランチを食べることができなかった。売店で売ってるものはカップメンしかなかったのでこの日は行動食とお菓子をランチとした。
室堂について
白山室堂の宿泊施設はとても素晴らしい。温水シャワー、水洗トイレまであり山の中にあるとは思えない快適さ。
我々の体力で日帰り登山は厳しいので宿泊施設があるだけでもありがたい、重い食料を持って登らなくてもよいのが本当にありがたい。
残念なのがお食事関連、昼の12時までに到着しないと山小屋ランチは食べることができない。身体はヘロヘロでもランチを想像しながらワクワク登った末に、食べることができなかった時の気持ちよ。そして代わりになるものがカップめんしか販売されていない。朝夕食についてはもうこんな山の中で温かいものが食べられるだけでありがたいことなのですが、ライスとみそ汁以外は超加工品でかなりおいしくないおかず。ご飯を残すとゴミが増えてしまうので一生懸命食べたけどちょっと辛かった。普段から超加工品を摂取しないようにしているだけにいっそうまずさを感じたかもしれないあくまでも個人的な意見。
気になる宿泊代は、雷鳥荘個室1泊2食付き一人あたり19,900円
支払は事前に10,000円を送金しておき、差額を現地で支払う方法。
前泊宿「一里野高原ホテル ろあん」
登山口(別当出合)に一番近い宿「白山温泉 永井旅館」が水曜日定休。次に近い白峰温泉(別当出合から車で30分)でも満室で宿の予約が取れず。別当出合から車で約1時間の場所にある「一里野高原ホテルろあん」に前泊した。このホテルの周囲にはコンビニやお食事するお店がなく、車で15分ほど移動し「道の駅 瀬女」にて昼食を食べた。
お部屋
2名で予約したが1人分の用意しかなく、ツインベッドの部屋に変えてもらえた。
貸切風呂
大きなお風呂もあるが平日ということで1つの風呂を時間制で男女でいれかえだった。
ないよりマシ、あるだけありがたい。
特別なサウナがあるそうだが、平日で閉鎖されていてどんなサウナか見ることもできなかった。
お食事
情緒ある古民家のお食事処で地元産にこだわった里山ならではの食材。囲炉裏で能登牛、ジビエ、地物有機野菜など旬の野菜を炭火焼きでいただいた。素材にこだわり、演出にこだわり、味付けもよくここのお食事は本当に美味しかった。登山口までマイカーで1時間と遠いので翌朝早起きしなくてはならないが「そんなことどうでもいいわ」と思えるぐらい付加価値の高いお食事だった。
朝食のお弁当
登山者用に朝食をお弁当に変えてくれるサービス。お茶と海苔つき。
早朝、ロビーカウンターに用意されている。
セルフエステルーム
イルミネーション
ホテルろあんの前はスキー場。雪のない時期はスキ―場にたくさんの電飾を施し夜になると素敵に飾られる。
ランチ 道の駅 瀬女(せな)
ホテルろあんから車で約15分の場所。道の駅瀬名にあるレストランでランチ
この土地ならではの食材で特色あるお食事がいただける。
「伝好」(でんこ)という素材にこだわった豆腐料理のレストラン。
気になるお値段は
・一里野高原ホテルろあん 1泊2食18,200円×2名
・白山雷鳥荘 1泊2食19,900円×2名
・その他活動費(交通費、ランチなど)約23,000円
夫婦2人で約99,200円
ちょっとお金かかりすぎだな~
交通費は仕方ないとして宿泊費が大きい。
テント泊も視野にいれていかねばならないかも。
おわりに
週末の登山はとても混み合い駐車場は争奪戦、早朝の段階で満車になってしまうことも多々ある。せっかく交通費と時間をかけて出かけて駐車場がなく登山ができないでは悲しい。今回は平日に出掛けたため駐車場の争奪戦はまぬがれたが旅館やあらゆるお店が定休日でランチの場所もなかなか見つからないという状況、なんともうまくいなかないものである。
平日登山はお目当ての旅館やお食事処が定休日というのは残念であるが、平日の宿泊はお値打ち、大浴場やロビーもほぼ貸切、山においては登山者が少なく快適、どっちを選ぶと問われたら迷わず平日の登山を選ぶ。
過去の傾向から登山口付近にはコンビニがなく行動食が購入できない場合がある。またお食事の場所が見つからないこともある。そんな状況を想定し常におにぎりを持参。そして行動食は出発前にあらかじめ準備していったため、山小屋でランチにありつけなくても手持ちの行動食とお菓子で空腹を満たすことができた、備えあれば憂いなし。
余分に食料や水を持っていけば安心であるが、あまり多くをザックに詰め込むと重くて歩行が困難になる。体力のないものは上手にバランスをとっていかなくてはならない。夫はいつもより多く荷物を詰め込みザックが重かったため膝痛になり、最後の最後、御前峰手前でリターンする羽目になってしまった。お金と時間を使い、しんどい思いをして登山して目的を達成できず帰路につかなくてはならないのは、本人もきっと悔しかったに違いない。
「また行けばいい」とはぜんぜん思えないのよね、だってしんどいんだもん。夫が山頂へ到達できなかった山へ行きたいともし望んだ時にはお友達と行ってきてもらうことにした。
ヤマップのデータが取得できず私も登ったことになっていない山がある。友人と登山へ行く機会があったらデータ上で到達してない山を提案してクリアしようと思っている。
最後までおよみくださいましてありがとうございます。
それではハッピーな人生を(^^)/~~~
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