上高地から「いつかあの山に登りたい」と願望を抱き、約2年
越しで実現。あきらめなければいつか願いは叶う。
今回も山中でトイレピンチにみまわれた(涙)
活動時間が長くなるほどにトイレピンチ問題(ツライ)
しらたきについて
アラフィフ愛知のオカン
コロナ禍をきっかけに登山を始め約4年目
体力、お金、時間と相談しながら目指すは日本百名山制覇!
あきらめなければ、いつか願いは叶う
約2年前、上高地を旅行中、遠くに見える雄大で美しい山々に魅了され、いつか挑戦する日を夢見た。
こんなに早く実現するとは予測していなかったので感激している。
焼岳は高低差が1,000mを超え、活動時間は約8時間、実現するためにはどうしたらいいのかを模索し、ひとつひとつステップを踏んできた。
何もかもが不足していた2年前は、ないないづくしからのスタート
・体力がない
・時間がない
・金がない
・体力をつけるために毎週登山へ行く
・時間をつくるために働き方改革をする
・投資でお金を生み出すシステムを構築する
※詳しい方法についてはまた別の機会に執筆します
焼岳ってどこにある?
飛騨山脈。長野県と岐阜県にまたがる標高2,455mの活火山。
焼岳について
・焼岳(やけだけ)
・標高 2,399m(北峰)
・歩行距離 9.3㎞
・累積標高差 のぼり1,029m/くだり1,035m
・登山口までのアクセス マイカーで中央自動車道 松本ICから約1時間
・登山口 中の湯温泉旅館がスタート地点
・駐車場 前泊宿の中の湯温泉旅館に駐車
(歩行距離等はしらたきのヤマップデータより)
わたしのコースタイム
活動時間7時間56分(休憩49分を含む)
7:41 中の湯温泉旅館スタート
7:51 新中の湯登山口
10:59 焼岳(北峰)
12:29 中尾峠
12:45 焼岳小屋
14:56 焼岳上高地側登山口
15:12 西穂高登山口
15:32 上高地帝国ホテル
焼岳の写真
気温20℃快晴。登山をするにはちょっと暑い。
登山口に一番近い宿なので、ゆっくり朝食を食べエネルギーチャージしてから出発。
登山開始
焼岳山頂付近
ランチは焼岳小屋でお弁当
ここのトイレは臭くて汚くて虫がたくさん飛んでいて最悪なんだけど(笑)
ここにトイレがあるということ、そして維持してくれている人がいることがありがたい。本当にありがたい。
下山再開
ハシゴがいくつもありドキドキするが、ハシゴがなければ先へすすめないのだから、ハシゴを固定し登山道を整備してくれてあるおかげで登山ができる。本当にありがたい。
登山終了 上高地帝国ホテル到着
赤い屋根の帝国ホテルが見えたらゴール。
上高地のホテルでお茶してから帰ろうと思ったが、ビール1杯2,500円の値段を見て絶句。
旅館に帰れば缶ビール1本300円だよなと一気にカフェへ行く気が失せてしまった(笑)
(写真は公式サイトから転載)
バスで中の湯バス亭まで移動
上高地帝国ホテル前からバスに乗車し、中の湯バス停まで移動。
中の湯売店で待機していると、旅館からお迎えがきてくれる。
遭難は意外と身近な問題
下山開始後約30分でルートから外れてしまった。
足場が悪くおかしいなと思いヤマップで確認したところ登山道から外れていた。
ズルズルと滑るように下山してきたルートを、もう一度登り正規ルートに戻るのは厳しい登山道だった。
下りながらメインルートに戻れる道を探し、幸いすぐに戻ることができたが「あぁこうやって簡単に遭難してしまうのだな」と遭難とは身近な問題であることを実感した。
トイレ問題は切実だよ
登山中に1回ぐらいはトイレに行きたくなるわよ。
だって山の中で8時間も活動するんだもの。
今日はこんな岩ばかりの場所でピンチが訪れてしまった(涙)
木陰もなければ、隠れる岩場もない(笑)平日で登山客が少ないことだけは幸いだった。
恥もなにもかもをかなぐり捨て携帯トレイを広げたら、強風にあおられトレイが舞っていく~
なんとか事なきを得て、爽快爽快、登山て楽しいな~(苦笑)
こちらが登山でおすすめの携帯トイレ。
パッっと広げてサッと使えてキュっと閉めるだけ、あとから粉末をかけたりする手間がない。
また付属の青い袋が優秀で臭いがもれにくい。ただし1回分600~700円とお高め(笑)
市販でもっと安い物はたくさんあるが、有事は突然やってくる、短時間で事なきを得るためには仕方ないと涙を飲んでこれを選択している。
イモトアヤコはどうしていたんだろう、、、。
中の湯温泉旅館について
外観など
お食事
1泊目の夕食
1泊目の朝食
2泊目の夕食
2泊目の朝食
おにぎり弁当
登山中のランチとして(1食1,000円)
チェックインの際に注文しておくと翌朝用意してくれる。
シャケとアミノ酸のオマケつきだった。
風呂
大浴場、露天風呂がある。
日帰り入浴も対応(12:00~17:00)大人800円
部屋
2名1室1泊2食 1人1泊17,820円 6畳(景観なし)
到着したらすでに布団が敷いてあり、すぐにお昼寝ができるの最高(#^^#)
中の湯温泉旅館
長野県松本市安曇野中の湯
TEL0263-95-2407
気になる旅費は?
宿泊代(2泊)約78,000円
交通費 約10,000円
その他活動費 約2,000円
合計 約90,000円
1つ山を登るのに夫婦で90,000円
あと84山だから単純計算で756万円必要だね(震え)
今回は新幹線、飛行機を使用していないので安め。
夫婦で3日間ガッツリ活動して90,000円はもしかしたらお値打ちなのかもしれないが、百名山制覇しようと思ったらなにか金策を模索しなければ。
おわりに
遭難しかけたり、ウ〇コ漏れそうになったりと活動していればいろいろ問題は起きるけど、百名山16個目の「焼岳」は無事に終わった。
ガイドブックの目安歩行時間よりも我々は1時間多かった、これから登る山もガイドブックより1~2時間多くかかることが予測できる。こちらはわたしがいつも参考にしているガイドブック。「日本百名山 クルマで行くベストプラン」
天候の良い日に登山ができたら最高だが、せっかくお休みをとったのに雨天で登山が実現しないことは多々ある。天気の良い日を狙って登山をするために働き方改革をすることにし、夫氏は長年勤めた会社を退職する方向へ舵をきった。61歳で退職はそんなに早くはないが夫氏は35歳で遅めの結婚、現在25歳の長男は就職したが、次男は20歳まだ大学生、一番お金がかかる時期の退職の決断はなかなかできることじゃない。働かない人間は生きている価値がないぐらいに言われ、姑(夫の母親)からも退職について大反対されている。
しかしながら男性の健康寿命の平均は72歳といわれ意外と健康寿命は短い。夫氏が健康でやりたいことができる期間はのこりたったの10年。その時間を仕事で終わるのか、やりたいことをやって過ごすのか選択は夫に任せた。
退職するにあたり一番の心配事はお金のことだろう。
私は出産を機に専業主婦となったので外でお金は稼いでいなかったものの、いつ夫が倒れようが、仕事を辞めようが家族が安心して暮らしていけるように私は独自の家計管理をしてきた。外でお金を稼いでこない家計管理という仕事は誰からも感謝されることは無かったが、ここにきてそのすごさに夫は気づいてしまったようだ。それからは私の計画に耳を傾けてプランが実現するように協力してくれるようになり一層我が家の家計が強固なものとなり、安心して退職の道を選択することができたようだ。
今後もしお金に困ったら平日登山へ行き、土日でなにか仕事をすればいいと考えている。
健康な身体さえあればなんでもできるからね、今はやりたいことを優先したくさんの経験を積み、よい思い出をたくさんつくり豊かな人生を歩んでいきたい。
「百名山を制覇したいので退職します」ってロマンある辞め方じゃないですか?
帰路の高速道路サービスエリアで食べたミソカツ丼。
家で揚げ物を一切やらないので、とても美味しく感じた。
登山をやっていると美味しい物を食べる機会が増えるから、もう登山は一生やめられない(≧▽≦)
スタンプラリーのように百名山を楽しみつつ身体を鍛え、美容と健康に役立てていきたいな♪
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
それではハッピーな人生を(^^)/~~~
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