百名山【荒島岳】登山とおすすめ宿/百名山#17 福井県/初心者にはきつい山

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しらたき

こんにちわ しらたきです(#^^#)
福井県にある百名山「荒島岳」へ行ってまいりました。
8月初旬の荒島岳は暑い!なめてるとヤバイ暑さ。
活動時間は9時間超え、しんどかった(涙)

しらたき

今回もトイレピンチが訪れた(ノД`)・゜・。
9時間も活動していれば1回ぐらいトイレにいきたくもなるよ。
携帯トイレ1回700円が惜しい。

しらたきについて
アラフィフ愛知のオカン
コロナ禍をきっかけに夫婦で登山をはじめ約4年目
体力、お金、時間と相談しながら目指すは日本百名山制覇!

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目次

9時間はしんどいわ

山小屋がなく、テント泊の経験もなく、日帰りを選択し早朝の暗いうちから活動を開始した。
休憩時間を含め9時間22分という長い登山活動。

1年前は体力的に1日の活動時間が5時間以上の山を選択することはできなかったが、経験を重ね体力に少しばかり自信がつき今回チャレンジしてみた。ヤマップなどの情報から事前にわかってはいたけど予想どおり疲れたよ。

下山してくる人々が「もうこの山にはこない」「しんどいだけの山だ」などなどネガティブな言葉を発していくのでイヤになったよ。行く先でどんな景色があるんだろうとワクワクしている人にかける言葉じゃないよな。これから登る人への気遣いができなくなるぐらい、体力をもっていかれる山だということはわかった。

荒島岳について

・荒島岳(あらしまだけ)
・所在地 福井県
・標高 1,523m
・歩行距離 11.7㎞
・累積標高差 のぼり1,323m/1,327m
・登山口までのアクセス 東海北陸自動車道 白鳥IC下車 そこから約46㎞
・登山口 中出(なかんで)
・駐車場 あり
・トイレ 駐車場横にあり

荒島岳 · 〒912-0153 福井県大野市...

わたしのコースタイム

活動時間9時間22分(休憩2時間6分含む)

5:11 登山開始
5:20 荒島岳中出コース登山口
8:10 小荒島岳
9:59 前荒島岳
10:02 中荒島岳
10:28 荒島岳
14:33 下山終了

荒島岳の写真

中出コース 

早朝4:30 宿を出発
5:00 中出駐車場
駐車場にはトイレと足を冷やす場がある
熊がでるのね(>_<)
舗装された道を約20分
5:21 中出コース登山口
登山口を示す道標がたくさんあるね
看板が多数あり整備された山で安心感
6:08 登山道は石がゴロゴロしている
7:23 道標がたくさんある
7:46 石がなく登山道の雰囲気がかわった
8:12 やっと開けて向こうに山が見えた

小荒島岳

登山開始から約3時間、標高1,186メートル、小荒島岳に到着

向こうに見える山が荒島岳だろうか

もしかしたら、ここが一番良い景色だったかも

8:23 
小荒島岳を下りもとのルートへ戻る

勝原コースからの合流地点

勝原コースからの合流地点の広場はちょうどよい休憩場所。

暑すぎてどの登山者もお水をガブ飲み。

和歌山から日帰り登山の若いお兄さんでさえ「この山しんどすぎてヤベーー」って言ってるぐらいだから、わたしらジジババは、まだ分岐地点なのにすでにしゃべる気力もないぐらいの疲労よ。

8:54

この山はここから先なのよね、ほんとうのしんどさは。

9:12 滑落注意の看板
9:24 くさり場
9:31 ロープ、ハシゴ
9:39 大きな岩をよじ登る
9:41 ひらけて山が見えた

何山なのかわからないけど、ひらけて景色が見えると嬉しい。

田畑、民家がみえたよ。たぶん大野市

便利になったよね。写真をタップしたらどのあたりで撮影したかわかるんだもん。

前荒島岳

登山開始から5時間、相当な疲労感。

10:03 前荒島
お天気ええのお(^O^)
10:10 ロープを使いよじ登る

中荒島岳

暑さと疲労で言葉を発する気力もない。

もうすぐ山頂、あの稜線をいけばたぶん山頂、体はボロボロだけど心は踊ってる。

10:13 中荒島岳

荒島岳 山頂

ついにキターーーー(≧▽≦)

荒島岳山頂到着!!

10:33 荒島岳山頂

登山開始から5時間半でやっと山頂到着

夫と唯一山頂で交わした言葉は、
「この山は二度と来たくないね」

下山

わかっちゃいるけど登ったら下山をしなくてはいかんのよ。
いまから約4時間かけてヨボヨボと歩いていきますわ。

無事に下山
予定通り約4時間半で登山口駐車場にもどってきた。

帰路の写真がなさすぎる(笑)

名水治足

登山口駐車場の名水治足はまじで気持ちいい

木桶に冷たい水がずっと注がれている

9時間の活動を癒してくれる最高のご褒美だった

あ~疲れたよ

何度も言うけど「荒島岳はもう二度と登りたくない」

ねんりんの里 直売所

宿へ向かう途中にあった「ねんりんの里」の紫蘇炭酸ジュース

下山後の冷たい炭酸ジュースは最高!!

生き返った~

これがあるから登山をやめられなくなるんだよ

荒島岳はもう登りたくないけど。。。

前泊宿「扇屋」

昼頃に思い立ち「今から福井へ行かない?」と
私から夫への登山の誘いはいつだって突然(笑)

すぐに前泊宿を探し、この旅館しか予約できなかった。

当日予約は急すぎて食事の用意できないとのことで素泊まり。

天空の城 越前大野城

小高い山の上にあり、まるで天空に浮かぶように見える大野城

旅館の側から見ることができる

越前大野城公式サイトから転載

居酒屋「お清水」おしょうず

旅館「扇屋」から徒歩でいける居酒屋

メニューが180種類以上あり、地元福井の特産物を使った料理の数々

まいたけのてんぷら
焼いた厚揚げ
グラタン
公式サイトより転載

お清水(おしょうず)

地下水が豊富で涌水地が街のいたるところにある。

旅館「扇屋」と居酒屋「お清水」の間にある、この御清水は昭和60年に環境省名水百選に選ばれた。

高校生ぐらいの少年達がおしゃべりしながら冷たい水に足をひたし涼をとっていた。

後泊は「やよい旅館」

外観
室内

夕食

朝食

気になる旅費は?

扇屋 素泊まり1泊7,000円×2名
やよい旅館 1泊2食付14,400円×2名
その他活動費 約20,000円
合計62,800円

おわりに

活動時間9時間は本当にしんどくてブログを書く気力が沸かず、2か月の時を経てやっと書き始めた。
それぐらいしんどすぎて私にとって思い出したくない山。
日帰りでサクサクと活動できる体力があればよいのだろうけど、登山ビギナーに9時間は厳しかった。
8月初旬の雨あがりで湿度と気温が高く、熱中症になりそうな気候であったことも一因だろう。

暑い中、長時間の活動になることは天気予報からもわかっていたので、1.5リットルの保冷水筒に氷を満杯まで詰め込んでいった。登山当日の朝は氷がとけてカラカラと涼し気な音をさせた水筒となった。
その他にペットボトルの水も1リットル持参し水を飲み干したら水分を足すことで下山するまでずっと冷たい氷水を飲むことができる。

今回新しい水筒にたっぷりの氷をいれて快適な温度の水分が補給できたことはよかったが問題点があった。
とにかく水がマズイ!登山中ずっと不快でたまらなかった。新しい水筒がキレイに洗えていなかったのだろうかとか原因をあれこれ考えていたが、帰宅して水のマズさがなんだったのか判明した。

それは夫が浄水器で濾過していない水道水で氷を作っていたのだ!!
水筒の中身は100%水道水だったから臭くて不快だった。
とにかく水がまずくて、まずくても飲まざるをえないから泣きたいぐらいの悲劇だった。

なんと夫は浄水と水道水の違いがわからないとのことで私だけが苦しんでいた。
鈍感力ってホントしあわせだよ。
氷をたくさん作ってくれたことはすごく感謝している。
でもツライものはツライ。

荒島岳なんて二度と行くもんかと思ったが、2カ月過ぎたらまたチャンスがあれば行ってもいいかなと思ってる。
時が過ぎるとツラかったことすっかり忘れてしまうんだもんバカだよね~
人間は過去の記憶を美化するって言われるけどホントその通りだよ。
今では荒島岳のステキな記憶しか残ってない(笑)

次回は百名山「白山」です

最後までお読みくださいましてありがとうございます。
それではハッピーな人生を(^^)/~~~

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