こんにちわ しらたきです(#^^#)
八ヶ岳オーレン小屋に1泊で登山へ行って参りました。
40代後半から美容と健康のために登山を始め、登山の体験記録を発信しています。
オーレン小屋とは
長野県茅野市にあるオーレン小屋は桜平駐車場(中)から徒歩1時間ちょいの場所にある山小屋。
桜平駐車場までは諏訪ICから約1時間の場所。
・小屋に荷物を預け、身軽に登山へ行ける
・あったかーいヒノキ風呂
・Wi-Fiあり
・充電無料
・お湯や水が無料
・水洗トイレ、洗面所がキレイ
・冷たい飲み物、アイスクリーム、ミニトマト等の販売
・夕食はオーレン小屋名物「桜鍋」馬肉のすき焼き
・昼時はボルシチ、カレーなど軽食の販売
山小屋に風呂があるなんて感激(≧▽≦)
八ヶ岳について
夏は涼しい 標高が高い山々だから
山梨県から長野県にまたがり南北約30㎞、東西約15㎞に及ぶ山塊で、標高2899mの主峰赤岳を最高峰に、標高2500m前後の峰が20以上連なる巨大で秀麗な連峰。9月初旬でオーレン小屋付近の昼間の気温は14℃、山頂はさらに涼しい。同日の愛知県の気温は35℃。真夏の登山にもってこい。
ルートをアレンジできる 体力やスケジュールに合わせて
山中は登山道が縦横に拓かれており、山小屋が多く点在することから、登山計画を自由に楽しむことができる。
例えば主峰赤岳は山頂に到達するルートが5本、そのルートに至る登山道が多岐にわたる。それらの途中に山小屋が点在し個人のスキルや登山口までの行程によりさまざまなプランを立てることができる。
山小屋が点在している おしゃれで綺麗な
各々個性的でどこも笑顔で温かく迎えてくれる山小屋は八ヶ岳の魅了そのもの。
八ヶ岳は水が豊かなのでトイレが水洗だったり、フロがある小屋もある。あったかいフロはトレッキングで疲れた身体を癒してくれる。山小屋ごとにこだわりのお食事や軽食メニューがありカフェのように楽しめる。山小屋を目的に訪れたくなるほど魅力的。
アクセスがよい 愛知県からマイカーでの
中央自動車道の諏訪ICから約1時間の場所に美濃戸口駐車場、桜平駐車場がある。愛知県からならマイカーで3~4時間で登山用駐車場まで行ける。蓼科山、天狗岳、北横岳、西岳、硫黄岳は日帰り登山が可能。
眺望がよい どの頂からも
八ヶ岳の魅了といえばどの頂からも眺望がすばらしいこと。
八ヶ岳南端の編笠山から北端の蓼科山まで、数百万年前にさかのぼり太古の時代の噴火と隆起によって造山されたとされる。編笠山や蓼科山の山頂に広がるおびただしい岩くずや、激しく削られた硫黄岳の爆噴火口など火山活動の痕跡を見ることができる。火山活動と長い年月をかけ雨風に浸食され、複雑で独特な景観が生まれた。美しい湖沼、天狗の露地や天狗の奥庭などの岩地も火山活動によって出現した八ヶ岳特有の魅力ある景色。
多種多様な植生が見事
稜線をさまざまな高山植物が彩る。針葉樹の深い森、林床をおおう苔、多種多様の植生が見事。
こちらのガイドブックを参考にプランニングしました
登山ルート
1日目 西天狗岳で折り返し来た道を戻るルート
オーレン小屋
箕冠山(みかぶりやま)
根石岳
東天狗
西天狗(ここから来た道を戻る)
東天狗
根石岳
根石山荘
箕冠山
オーレン小屋
2日目 小屋を基点に時計まわりのルート
オーレン小屋
夏沢峠
硫黄岳
硫黄岳山荘
赤岩ノ頭
オーレン小屋
2日間のタイムスケジュール
1日目
3:00 起床
7:00 桜平駐車場
7:45 夏沢鉱泉でおやつ休憩(おはぎ)
9:00 オーレン小屋(チェックイン、荷物を預ける)
9:45 オーレン小屋を出発
10:26 箕冠山
10:50 根石岳
11:33 東天狗岳
12:00 西天狗岳
13:22 根石岳山荘でランチ(カレーライス)
14:25 オーレン小屋へ帰着(アイスクリーム、ビール)
15:00 風呂&お昼寝
17:00 夕飯
18:30 夕焼け鑑賞
2日目
5:30 朝食
6:00 オーレン小屋を出発(荷物を預ける)
6:40 夏沢峠
7:50 硫黄岳
8:23 硫黄岳山荘
9:41 赤岩ノ頭
10:23 オーレン小屋へ帰着(荷物をひきとる)
10:50 オーレン小屋出発
11:38 夏沢鉱泉でランチ(ハンバーグ、チーズケーキ)
12:12 桜平駐車場
夕方に自宅着
夏沢鉱泉のおやつ&ランチ
桜平駐車場から徒歩で約45分の位置にある山小屋。
キレイにされていて気分よく過ごせた。
トイレはペーパーが完備、暖房が効いていてキレイな水洗。有料でいいからキレイなほうが嬉しい。
往路でおはぎを食べた、柔らかくてとっても美味しい。登山前のエネルギーチャージ。
帰路でチーズケーキとコーヒー、ハンバーグランチ、お土産に八ヶ岳ビールを購入。
根石山荘のランチ
硫黄岳山荘
雲の上から下界を見降ろす。
雲海が美しい。
浩宮殿下が御宿泊されたという山小屋。
箕冠山(みかぶりやま)
箕冠山の山頂からは眺望がありませんが、山頂から少し下り景色が開けた時に根石山、東天狗、西天狗が連なる雄大な景色を味わうことができる。
根石岳
2603m。天狗岳に近く山頂は北アルプスや奥秩父の展望が良い。
根石岳山荘を左に見つつ、大き目の石がゴロゴロした山道を登っていく。
山頂からの景観はおもわずポーズをとりたくなる。
東天狗岳
西天狗岳
夏沢峠
今季は閉鎖されているようでした。
硫黄岳
硫黄岳2760m
硫黄岳から望む雄大な峰々。
稜線上にあるのが硫黄岳山荘。
硫黄岳は日帰り登山ができる人気の山。桜平からオーレン、夏沢峠を経て山頂を目指すルートなら約3時間で登頂できる。登山道はよく整備されていて難易度は低い。変化のある景色が展開し感動の連続であきない。山頂は広々として展望がよい、眼前には迫力満点の赤岳、横岳、阿弥陀岳に「次はあの山にのぼるぞ」と思いをはせる。
夏沢峠をあとにするとガレ場の急登が続く。山頂が近づくと悪天候時に登山道を見失わないようにケルンが点々と立つ。
赤岩ノ頭
硫黄岳山頂から下ると白砂の露地、赤岩ノ頭に立つ。
ここからオーレン小屋までの登山道は樹林帯に植生がかわる。
苔むすメルヘンの森
八ヶ岳がこんなにコケの美しいところとは知らずに来てしまった。
コケの写真が一番多かった(笑)
次なるターゲットは百名山「赤岳」
私にはムリだと思っていた山が射程圏内に入ってきた。
遠くに見えるターゲット「赤岳」「横岳」「阿弥陀岳」。
向いの山「硫黄岳」から眺め、次なるチャレンジに心躍る。
コロナで趣味のバスケットボールができなくなり、40代後半から夫を巻き添えにしてスタートした登山。
本当にいい趣味にめぐりあえた。
登山にまつわる危機?!
大人になってから屋外で用を足したことはありますか?
屋久島では携帯トイレブースなる目隠しテントがありましたが、普通の山はそんな気のきいたものは無いのです。
次のトイレまで90分、冷や汗が出る、お腹は激痛、恥かしいなんて言ってられない危機的状況。
このまま耐えるか、ここでなんとかするか決断をせまられる。
過去の登山で何度も危機を乗り越えトイレダッシュで事なきを得てきたが、今回はあえなく携帯トイレのお世話になった(笑)
硫黄岳の岩場に携帯トイレを設置し、他の登山者が来ないことを祈りながら短時間でことを済ます。
何もさえぎるものがない眼前に広がる雄大な景色、苦しみから解放された清々しさからの幸福感。
携帯トイレの袋を閉じた瞬間に他の登山者とすれ違った、セーフあと1分早かったらヤバかったな。
屋外ウンコなんてなかなか経験できるもんじゃないよ(涙)
またひとつ大人の階段を上ったよ(苦笑)
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
登山にまつわる危機はあまりキレイなお話しでなくてごめんなさい。
それではまた(^.^)/~~~
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